ギフトfromクイーン・アデレード ガーネット・リボンブローチ [D1205]

ギフトfromクイーン・アデレード ガーネット・リボンブローチ [D1205]

販売価格: 2,325,000円(税込)

数量:
国・Country : イギリス

時代・Circa : 1835年頃

サイズ・Size : 高さ・・・約5.3cm
     
素材・Material : ガーネット、ナチュラルパール、ゴールド

詳細・Detail : 裏に「From the Qween」と彫られています。
         後に付け替えられたブローチのピンには、フランスの18金の刻印が入っています。


 物語は、ブローチの裏に彫られた’From the Qween‘の文字から始まります。このQweenとは、誰か?
Qweenとは、ヴィクトリア女王の前の英国王ウィリアム4世の妃’クイーン アデレード’であることが、サザビーズの鑑定から判明しました。アデレード王妃は、第1代Blownlow伯爵の妻、レディ・ソフィアに親愛の意を込めてこのブローチをプレゼントしたのです。Emma Cust, Countess Brownlow, (28 July 1791 – 28 January 1872), 旧姓Lady Emma Sophia Edgcumbe。
 当時、女王の寝室付きの女官は、貴族の婦人たちにのみ許されていた役職でした。1830年からアデレード妃の最も親しい女性の一人となったレディ・ソフィアは、多くの肖像画が残されていることからも、高貴な身分であることがわかります。また女王の信頼厚く、1849年に女王が亡くなるまで仕えました。

 さすがに、この立体的なリボン型のブローチは、たっぷりの金を使用しながら、リボンのふくらみを出すために蝶番を使用したり、表となったり裏になったり波打つリボンにガーネットとナチュラルパールを敷き詰めています。
中央のカボションガーネットは、インクルージョン(内包物)のない、極めて美しいガーネットを使用しています。
 もし、このブローチが王室由来のものであると知らなくても、ただ物でない雰囲気が伝わってくるブローチ。
それでいて、身に着けた時、華美にならず、静かな存在感が上品です。
この`From the Qween'と書かれた部分は、蓋になっており、小さなロケットになっていることが、判明しました。

英国の歴史の一幕を彩る、女王と高貴な伯爵夫人との友情の証がこのブローチなのです。

*こちらの商品は「別冊太陽 アンティークジュエリー美術館」p.40に掲載されております。