シードパール・エナメルネックレス [A1354]

シードパール・エナメルネックレス [A1354]

販売価格: 450,000円(税込)

数量:

国・Country : イギリス

時代・Circa : 1905年代

サイズ・Size : 直径・・・約3.3cm(環なし約6cm)、長さ・・・37cm

素材・Material : ナチュラルシードパール、ギロッシェエナメル、15ctゴールド

詳細・Detail : 15金のマークが入っています。

 

ダッグエッグブルーのエナメルと、繊細なシードパール、曲線とラインに、一目で恋してしまったペンダント。

この時代ナイフワイヤーという上から見ると線のように見えるラティス(花の格子)デザインが流行します。糸鋸による透かし細工なのです。資料を見るとちょうどアール・ヌーヴォーとアール・デコの中間、1905年にこのナイフワイヤーを用いた、丸のデザインが多くみられることがわかります。丸いデザインは、まるでバラ窓のようなのでロゼットペンダントと呼ばれました。

 しかも、この時代の透かし細工の多くは通常プラチナ製なのですが、こちらはゴールドでの作り。プラチナの融点1768℃よりも低い1064℃の融点を持つ金は15金くらいになると830℃近くに下がります。そんな柔らかな素材を使って、このように繊細なラインを生み出すのは、至難の技です。 しかし、その効果はプラチナよりも優しく、肌になじむのがゴールドのジュエリーです。  

 

 さらにマニアックなポイントをお伝えしていいですか?

 このシードパールチェーンです。ロゼッタペンダントトップにあるシードパールと呼応するようにシードパールだけで作られたチェーンは、それこそ天然のアラビアの海から採ってきたものですが、それに糸通しの穴を開けるだけで、3割は割れてしまいます。  

 そのような前提を踏まえた上で、このシードパールチェーンの洒落たデザインをご覧ください。 ペンダントトップの両肩から出たチェーンが逆V字になり、いちど1つのパールに集約されてから再びV字を描いてネックレスになっています。このデザインを可能にするのは、1つのパールがつけられた4つの環を持つ極小パーツです。これが美しく、4本のチェーンのジャンクションを交通整理してくれているのですね!!  しげしげと見入ってしまいます。  

 

 そして、こんな小さなシードパールのチェーンを見ると、心配になるのが「切れないかな・・」ということだと思うのですが、このシードパールチェーンと金具の接続部分を見ると、金色の極細ワイヤーが、ぐるぐるっと巻き付けられているのです。ですので、金属と当たる部分には金糸のようなワイヤーで強度を補充するという素晴らしい作り。  素肌には馴染み、また濃い色の背景にはゴールドの曲線が浮かび上がる、とてもロマンティックなペンダント。身につけるだけで、自分が繊細になったような気持ちになれます。

 

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